リサイクルモデル崩壊
- December 11, 2006 5:28 AM
- blogging
あまり詳しくなかったのだけれど、ペットボトルのリサイクルってどうやら面白モデルらしい。
当初想定されていた(そして未だ一般的な)PET樹脂リサイクルの流れ
消費者から自治体が回収→日本容器包装リサイクル協会へ取り敢えずタダで引き渡す→リサイクル業者へ売る→協会から売り上げを自治体へ分配するうぉ、そうだったのか! と思った。
で、自治体がリサイクル業者へ直接持ち込んだ場合、日本容器包装リサイクル協会(長いので以下"リサ協")に引き渡す場合に比べて、重量当たり収入価格倍程度になるとか。
(↑テレビからのながら聴き情報なので曖昧)
当たり前というか、熱力学的にはプラスティック素材を同組成のリサイクル可能状態に持っていくというのは効率が悪そうなんだけど、システム的にやり易そうだったから始まったのだろうと思う。
で、そのシステムにも穴があって、お金の余っていない自治体なんて勿論そちらに流れてしまう。
エントロピー加速度は減少しない...
というか製造事業者の場合、市場に出す段階で金払っているはずだけども、自治体から抜き取ってるマージンを考えると、2重取りになってる部分が無いのか気になるな...
Trackbacks:0
- TrackBack URL for this entry
- https://w3neu.net/mt/mt-tb.cgi/124
- Listed below are links to weblogs that reference
- リサイクルモデル崩壊 from Sequentially Altered Days
- Categories
- Archives
- Syndication
Comments:0