ものつくる
- May 31, 2007 12:27 AM
- mumbling
久々に早く帰宅してワールドビジネスサテライト観てたら、製品不具合の話題から製品安全の特集へ。
普段お世話になっている検査機関の様子が垣間見られて面白かった。
(まぁ社内で行う殆どの試験も同じようにやってる訳ですが)
縁あって趣味のソフトウェア方面とは全然違うハード系のものづくりに携わらせて貰っているけど、やはりちゃんとしたモノを作るってのは大変な労力が掛かる。
CSRの観点から云うとどうしても製品認証、第3者の目というのが必要になってくるけど、ビジネスの優先順位から観るとどうしてもブレーキ側の行動になってしまうのでなかなか踏み具合が難しい。
(まぁ本当はブレーキを踏む人間はブレーキのことだけ考えているのが正しいとは思う。両方出来るなら、その人は歯車じゃなくてソリューションそのものになってしまう)
解説の人が「認証システムどうのこうの」という内容のことを云っていたような気がしたけど、重要なのはそこではなくて、当たり前のように作る側が自分たちの作るモノについて考え続けること、問題に気付いた時に行動すること、隠し事をしないこと、その辺りなんだと思う。
認証で全てが何とかなるのなら事故は起こらないし、大手だけがありふれた安全な製品を作る、つまらない時代がやって来てしまうだろうとも。
より簡単に、より安全に、なんて云うことを唱えるのが流行っているようで、実はユーザ側に馬鹿になって欲しい訳がない。
いわゆる"お客様"な文化も大事だし、"自己責任"なんていう悲しい題目で説教垂れるわけでもないけど、自分の使うモノに目を配って、よく見ておくことが必要だとも思ってます。
消費者でもある訳ですからね。
ブランドや提供される価値を盲信的に依存するのが一番好くないなー、というのが結論。
以上、Twitter的な垂れ流し書きしてみた。
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