白黒い帯
- November 3, 2005 2:49 AM
- mumbling
ホワイトバンドと呼ばれるものがある。
知らない人は検索して下さい。
若干有名人を起用した低価格な(ここミソ)プロモーションを行い、新しい社会貢献の形式として庶民に訴えかけた。
今年の一時期ばぁーっと流行って、今は少々落ち着いたみたいだが、以前人気だったりする。
私の周囲の人達にも身に着けることを望む人を度々見かけたのだが、無邪気な瞳で云われるとグロいネガティブな話をする気になれなくて「そうっすねぇ手に入りにくいんすよねぇ」などと相槌を打ったものです。
以下このプロジェクトに納得/同意できなかった点
- 医療用シリコーンが数グラムで300円。流通コストを差っ引いても社会貢献(らしい)活動に廻る金額が多過ぎる(ホワイトバンドプロジェクト自体が赤字になっては意味がないが)
- 社会貢献活動に寄与しましたよ、という証を身に着けるというのはどうも美学に反する気がする
- 純益を何に使うか不透明
上記は広報資料を読み込んだ結論ではなく、売り場の情報だけで判断したものです。
物質的にリアルなコストは最小で10数円程度でしょうか(数百k単位を中国生産で輸送を貨物船で行ったと想定)。
日本でちゃんとした材料を調達して作ればもう少し高いでしょうけど。
例えばこれを身に付けている人に対して「困っている人が何か頼みごとをしてもよい」というレッテルがついて廻る、などというなら訝しく思いません。
素直にその「覚悟」に対して尊敬します。
うーん、赤い羽根じゃだめなのかねぇ。
みんな疑わないのかねぇ。
コンセプトが絡んでなければ、純粋なアクセサリとして悪くないと思ってたりもするんですけど。
※結局のところ、社会貢献ではなく政治活動であるのが本質的なところみたいですが。
動きも落ち着いてきたみたいなので記事にしました。
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