OS2、眠りに就く
- January 13, 2007 10:39 AM
- computing
他にも有るかも知れないが、個人的にIBMのOSというとOS2/Warpだった。
そしてOS2テクノロジがもし無かったら、と思うと。
IBM OS/2 Warp - Japan
2006年12月31日をもちまして、OS/2のすべての活動が終了となりました。
長らくご利用いただき、ありがとうございました。
残念ながらOS2/Warpが勢いの有った頃、私の手元には端末しかなくてOSをインストールすることはなかったが、OS2の技術がなければWindows2000以降のWindows隆盛は無かったと思う。
インサイダ情報な上に又聞きなので詳しく書けないが、簡単に言うとクライアントOSに関してはOS2の屍の上にXPの快適さがある、ということを聞いている。
もうそろそろ忘れている人や、そもそも知らない人の方が多いかも知れないが、Windows95をただ無防備に延長したWindowsMeは最悪のOSだった。
不安定・非効率・無価値。
私が働き始めた頃の社内PCはMeだらけだったが、恐らく異例の早さでOSXPへと塗り替えられていったのを覚えている。
どれだけ余裕のあるハードウェア構成であってもPCのフリーズが頻発し、作業時間は無駄となり、重要なデータはHDDのダメージとともに破壊されることもしばしば。
ある意味でPC機器の買い換え需要を促したかも知れないが、それは結果論であって、Meと共に過ごした頃のビジネスコンピューティングは最低だった。
XPはそれなりにいいOSになったと思う。まだ時々MSには驚かされるけど。
OS2自体は時代を見誤って成功できなかったようだが、そんなこんなで個人的にはOS2(NT)テクノロジには思い入れがある。
元麻布春男の週刊PCホットライン - OS/2の歩みを振り返る
まぁ一応、世の中には残るようで。
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